iPhoneお役立ち情報
バッテリー修理について
【iPhone】バッテリーは消耗品です!劣化が進むその仕組みとは?
[2020.09.08]
カテゴリー:バッテリー修理について
iPhoneに内蔵されているリチウムイオンバッテリーは消耗品です。
バッテリーは充電すれば繰り返し使えるものというイメージがありますが
実際はバッテリーには寿命があり、寿命がきてしまうとバッテリーは正常に使うことができなくなります。
本日はiPhoneに内蔵されているバッテリーがどういう仕組みで劣化してしまうのかを詳しく書いていきたいと思います。
どのタイミングでバッテリーは劣化してしまうのか?
まずは バッテリーが劣化する仕組みについてご説明していきます。
実はバッテリーが劣化してしまう原因というのは一つではありません。
複数の原因がありそれぞれが劣化の原因となってしまいます。
①充電サイクルによるバッテリー劣化
バッテリーは充電サイクルを繰り返すことによって劣化していきます。
充電サイクルとはバッテリーが容量に対して100%に相当する電力を消費すると
1サイクル完了とカウントされる仕組みになっています。
例えば1日目に60%の電力を消費して就寝時に充電し、2日目に40%の電力を消費すると
合計100%になるため充電サイクルを1回完了とカウントすることになります。
バッテリーはこの充電サイクルを繰り返すことによって劣化が進み
充電サイクルが約300~500回に到達するとバッテリーの寿命といわれています。
②バッテリーの状態による劣化
不思議な話に聞こえるかもしれませんがバッテリーは満充電の状態で放置すると劣化します。
満充電の時はバッテリー内部が高電圧の状態になっているため
化学変化が進みやすく、その状況が長時間続くとバッテリーが劣化します。
新品の端末を購入したときにバッテリーの残量が100%でないのはそのためです。
逆に電池切れ(完全放電)の状態で放置していた場合もバッテリーは劣化します。
電池切れの状態が続くとバッテリーがコンディションを保つために必要な最低限の電圧すら失ってしまうため劣化が進んでしまいます。
しばらく使っていなかったスマホを充電してみても起動しないのはそのためです。
ほかにもバッテリーの温度が高い状態が続くと劣化します。
これらの要因が重なっていくことによってバッテリーの劣化は進んでいくのです。
本日のまとめ
今回書かせていただいたことに注意しながら
使い方や保管方法を工夫することによって
劣化の進行を緩やかにしたり、長持ちさせることは可能です。
しかしバッテリーの劣化を止めることはできません。
スマホスピタルダイキ岡山店ならデータそのままで即日修理にて交換可能です。
お気軽にご相談ください♪
